美味しいものさがしグルメ日記(庶民の味中心)

立ち食いそば、駅弁、スーパーグルメ、レトルト食品、即席食品など庶民の味を中心に美味しいものを紹介します。また皆に惜しまれて今は販売されていなかったり、入手困難な食品にも焦点をあてたいと思います。

(最新更新日:2022年7月2日 掲載日:2021年9月29日)

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立ち食いそば、駅弁、スーパーグルメ、レトルト食品、即席食品など庶民の味を中心に美味しいものを紹介します。また皆に惜しまれて今は販売されていなかったり、入手困難な食品にも焦点をあてたいと思います。

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石川県(金沢・能登中心)

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これは料理のうちには入らないかもしれません。
また私の家系では小さいころから当たり前のように食べていた惣菜です。

ちなみに私の家は両親とも北陸・金沢が本家で、育った場所は中国や関東、関西の時期もありましたが、食文化はほぼ北陸か、現在も親戚が多く住む関西です。

でも表題の食べ方はどこの食べ方なのかはわかりません。
少なくとも東京出身の家族は知りませんでした。

作り方は「超簡単」です!

しらす干しにみょうがを和えるだけです。
そしてしょうゆか、ポン酢をかけて、ご飯に乗せたり、混ぜたりしていただきます。

もとからしらす干しは長ねきやしょうがと和えると美味しいですが、この「しらす干し&みょうが」にも同じように前述の長ねぎやしょうがを加えると、さらに美味しくなります。

みょうがは栄養は知りませんが、独特の香りがあり、食欲を増進すると個人的には思っています。

今が旬の時期です。
他にも美味しい食べ方はあると思いますが、もしよろしければお試しを・・。

※ご承知とは思いますが、嗜好や好みは個人差があり、また一部の方は体調や健康の問題も抱えていると思われますので、あとはご自身の責任においてご判断していただくよう、お願い申し上げます。

またこの食べ方が北陸地方だけの食べ方かどうかは不明ですが、一応分類的には北陸地方の地域分類にしておきます。

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これは「おうちグルメ」や「お取り寄せグルメ」とは微妙に違うかもしれませんが、結局家で食べるものだし、よく探せば「お取り寄せ」での入手手段があるかもしれないので、あえて記載します。このブログ最初の記事でまだアクセスがそんなにない時期に書きたかったので個人的にはちょうどいいかもしれないと思っています。正直あまり広く知られたくはないからです。もちろん写真もありません。

2015年に能登半島を旅行した時に出会った食べ物が表題の食品です。
名前も様々なようで「青のりわさび」「わさび青のり」「わさびのり」などがあるようです。
また調べてみた範囲では他の地方でもありそうなのに、ネット上ではほとんど存在していないようです。当時写真を撮ったつもりでしたが、現状さがしても見つからないので、写真なしでの紹介です。

小瓶に入った海苔のつくだ煮なのですが、一般的には海苔は通常の茶色~黒っぽいものがほとんどなのに、このつくだ煮はおそらく青のりか、青さを使用しているようで鮮やかな緑色です。味も口に入れた瞬間に青のりや青さのような香りが広がります。またさらに通常の海苔のつくだ煮のわさび入りのものより、はるかにわさびの風味が強く、食欲をそそります。

最初にこの食品に出会ったのは、ちょうどその旅行で宿泊した和倉温泉の旅館「美湾荘」での食事でした。
「あれっ?、青っぽい海苔のつくだ煮?」とそれくらいしか、感じませんでした。そこでは名前は「わさびのり」でした。
食べてみても最初は通常の海苔のつくだ煮とは大差はないので、それほど感動はありませんでした。
ただ食べているうちに、青っぽい海藻特有の「潮の香り」のような風味とわさびの相性がよく病み付き気味になってきました。

翌日観光バスで能登半島めぐりをしました。
実は私は両親の本家が金沢だったので、今でも金沢市を中心に石川県内にたくさん親戚が住んでいて、能登では父親のいとこで私自身も小さなころから色々と気遣ってい貰っていた親戚(今でも家族同士の付き合いがあります)は志賀町(以前は富来町の巌門のあたり)で観光客用のドライブインを経営しています。能登は今回が初めてではありませんが、観光目的で行くことはあまりありませんでした。

そんなこんなでバスは出発し、私の親戚が住む巌門も周りましたが、やはり目玉は「輪島朝市」です。
私は輪島は約30年前の真冬以来です。その時は友人と一緒でしたが、朝市通り沿いの民宿に泊まり、朝起きるとすでに賑やかな市が始まっていました。

久しぶりの朝市は、今度は真夏でした。
私は海産物の知識(青のり系が季節限定かどうか?)はあまりないので、それがよかったのかどうかはわかりませんが、猛暑の中で観光していると、あちらこちらの売店に和倉の旅館で食べた、あのおいしかった「青っぽいわさび海苔」があるではありませんか。
しかも多分この朝市で一番目立つくらいでした。
実際に食べたことのない人は「海苔の色がちがうつくだ煮」くらいにしか考えなかったのか見向きもしない人もたくさんいました。
ところが私のようにすでにあのおいしさを知っている人は違います。
しかも旅館で売ってた値段よりはるかに安く、店によっては小さな瓶詰め2個で500円くらいで販売していました。
暑くて熱中症寸前のような状況で、はたしてこのような食品を無事に東京に持ち帰れるか?とも思いましたが、とりあえず2個買って、同行者と1個ずつ分けました。

個人的にはもっと買いたかったのですが、他の観光地や金沢でも近江町あたりに行けばそこそこ置いてあるだろう、とたかをくくっていました。

ところが他の観光地では目にする機会は金沢に近づくほど減り、結局翌日近江町でもほとんど見つかりませんでした。

持ち帰った「青のりわさび」は美味しいので家族と一緒にすぐ食べてしまいました。

私は法事など家の用事で定期的に金沢にいく用事があります。
その後も金沢に行くたびに近江町や、丸越、地元スーパーなどで「青のりわさび」を必死にさがしましたが、ほとんど見つからず、わずかに近江町で見つけたものは、輪島の値段の2~3倍の値段でした。

もっとたくさん買っておけば・・。
せめて瓶詰めの写真を撮って保存しておけば・・。
後悔先に立たず・・、です。

結局愚痴っぽくなってしまいましたが、個人的には本当においしい食品で、本物の青のりでも青さでも私にとってはあまり問題ではなく、きっと焚き方としょうゆや砂糖の加減や、わさびのさじ加減がちょうどいいのだと思います。私が買った小瓶も、製造者は輪島の一海産事業者の苗字が印字してあり、多分地元の漁師や農家の主婦たちが手作り同然で製造して朝市などで販売しているのではないかと思っています。

まったく行ったことのない地域でもないのですが、近年にない大きな発見でした。
隠れた名物グルメだと感じています。

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